歯並びの治療について(24)費用2

矯正治療の費用のつづきです。
前回述べた唇顎口蓋裂(みつくち)や顎変形症の患者さん以外の治療は現在のところ全て自費扱いとなります。つまり社会保険や国民保険の対象にならないので、全額自費で支払わなければならないのです。
では一体矯正治療費はどのくらいかかるでしょうか。これは自由診療ですから、はっきり言ってその料金は千差万別です。ですから歯科医ごとにその先生の考え方、歯科医院のシステムによってその料金設定は異なると思います。
また、一般歯科医と矯正歯科医でもその設定は異なりますし、大都会と地方都市によっても異なるかもしれません。また、一般の歯科医院に大学の矯正歯科の先生が出張して診療されている場合もあります。ですからその診療所がどのように矯正を取り組むかによって異なるわけです。よく電話でどのくらいかかりますかと聞いてくる患者さんがいらっしゃいますが、その患者さんの不正咬合の状態、年齢、その他の条件によって大きく違ってくる場合がありますので答えられないと思います。
また、矯正治療の料金は矯正治療装置の料金ではありません。その歯科医院あるいは矯正歯科医院に行って、患者さんの状態を直接担当の先生に見せて、その治療内容を相談し、料金について詳しくお聞きになったほうが良いと思います。
通常の場合、料金設定は次のように分かれています。ただし、これも歯科医院毎に異なる場合がありますので、単なる例として示します。先ず検査診断料です。これは、その患者さんの状態を検査し、診断して、治療をどのようにするか治療計画を立てるのです。次に治療費です。
先程示したとおり年齢や不正咬合の状態によって大きく異なる場合があります。そして処置料があります。これは毎回の治療時にかかるもので、治療費とは別に設定されますが治療費に含んでしまう歯科医院もあるかもしれません。
以上簡単に述べましたのでよく相談されることが大切です。


内容

……………………………………………………………………………………………………………………

著者略歴
北總征男 (Yukio Kitafusa)

1942年 千葉県生まれ
1968年 東京歯科大学卒業
1972年 東京歯科大学大学院歯学研究科修了(歯学博士)
1972-2002年 東京歯科大学講師(非常勤)
現在 千葉県旭市にて矯正歯科開業



北總矯正歯科

北總矯正歯科