歯並びの治療について(29)笑い

今回は矯正歯科治療と笑いです。
笑いは人間の暮らしにとても重要ですね。笑いがなくなったら、私達の暮らしは意味がなくなり、無に帰すと言っても良いくらいです。笑いを売ったり、笑わせるのを職業にしている方は、世界中どこの国にでもいるくらいです。笑っている顔は、年齢、性別、顔かたちを問わずあらゆる人で嬉しく感じるものです。笑っている顔は本当にほのぼのとした気分になり、関係ない人でも嬉しいものです。でも、笑ったときの歯並びは目につくものです。笑ったとき、にょっきり飛び出した歯と歯ぐきより、整った歯並びと引き締まった歯ぐきの方が気持ちいいものです。この時の歯および歯並びの位置は重要です。あまり出過ぎてもよくありませんし、引っ込みすぎても表情として物足りないものです。
出過ぎないで健康的な歯と歯ぐきがみえるのは美しい表情を形成し、人々を魅了します。引っ込みすぎていると年齢より年老いて見え生気を失った印象を与えます。その人にあったバランスのとれた歯の位置が重要です。もっとも歯磨きが悪く、歯が歯垢で覆われていたり、野菜がはさまっていたり、歯ぐきが赤く腫れ少し出血していてはもっと幻滅を感じるものですが。
よく笑うとき口元を押さえる方がいます。歯を見せたり、歯ぐきを見せると不謹慎と思うのでしょうか、単なる習慣なのでしょうか。日本人の奥ゆかしさで遠慮しているのでしょうか? 笑うときは口を押さえないで、気にせず思い切り、口を開いて笑った方が気持ちいいものです。でも美しい歯並びの方がもっと気持ちいいことは確かですね。堂々と笑うためには歯並びがいい方がいいことは確かです。そしてそれが何の汚れもない清潔な歯であれば益々ハッピースマイルになりますね。矯正治療の大きな目的のひとつはハッピースマイルをつくるためにもあるのです。


内容

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著者略歴
北總征男 (Yukio Kitafusa)

1942年 千葉県生まれ
1968年 東京歯科大学卒業
1972年 東京歯科大学大学院歯学研究科修了(歯学博士)
1972-2002年 東京歯科大学講師(非常勤)
現在 千葉県旭市にて矯正歯科開業



北總矯正歯科

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